自動車保険の自由化

▼外資系保険会社の参入、そして価格競争へ

今や様々な保険会社が競って新しい保険を打ち出し、内容はもちろん保険料もますます多様化してきています。自動車保険会社も国内の会社ばかりではありません。外資系自動車保険会社(ダイレクト)もここ数年で認知度を一気に高めてきました。

とはいっても数年前まで、自動車保険は条件だけでなく保険料もすべて横並びの状態でした。
保険料は、自動車保険料率算定会が算出したものを保険会社で使用することが 法律で義務づけられていたからです。

そのシステムは、どうしてここまで変わったのでしょうか?
現在のようなサービス競争激化の発端になった背景に、自動車保険の自由化があります。

1997年の12月に行われた日米保険協議で”1998年からの自動車保険完全自由化”が決定しました。 翌98年、自由化となり外資系保険会社が日本国内に参入してくるようになりました。

自動車保険料率算定会の出す保険料率は参考データとして取り扱われることになりました。さらに、ある会社では10万円の保険料が、他の会社では15万円といった具合に保険料の格差が明確にあらわれるようになったのです。

自動車保険の自由化によって、いったい私たちはどのような影響をうけているのでしょうか。損をしていないでしょうか? 次のページではその影響について少し考えてみたいと思います。